ペチのアメリカ生活雑記帳

ほんの数年の息抜きの予定だったアメリカ生活… 気がつけば、在米歴20年を超える月日が流れていました。 私のブログは、基本的に、日本の家族への生存報告です。 お菓子作りのこと、クラフト、語学の覚書、日記、ひとりごと、食事記録、旅行日記その他、思いつくままに書いています。 よろしければコメントください。

まったく、去年の10月の記事、なにをいまさらアップしているんだって話はありますが…
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これは、記録として書いておいたほうがいいかと思いまして。
私の場合、仕事絡みでビザを出してもらっていった関係で、出国の数日前に、弁護士事務所に書類を出して、レターを作成してもらいました。

出国に時間がかかるから早めに空港に行ったほうがいいというオンライン情報もあるのですが、慣れた人にきくと、「空港でこのレターを渡せばそれですむから、まあ、○時にホテルを出れば大丈夫だよ」とのこと。 

で、レンタカーの返却で、レンタカー返却のサインを目印に行ったら、君の車はここではなくて、空港ビルの隣に返すことって言われて、また駐車場を出てハイウェーをはるばる15分くらい走るなんてトラブルはありましたが、とりあえず、空港について、チェックインカウンターを探したら、その前に感じのよさげなお兄さんにとめられました。

もっとも、ドイツでも、こういう感じのよさげなお兄さんに荷物チェックをされたことがあるから要注意。

案の定、「ここを通過しないとチェックインカウンターには行けないからね」とのこと。

レターをわたして終わりかと思ったら、簡単な質疑応答がありました。
ようするに、イスラエルに何しに来て、どこの会社で働いていたかって、レターに書いてある(あるいは事前に登録した)報告内容と私の行動が一致しているかどうかの確認が必要だったようです。

「あらら、だれもそんなことは教えてくらなかったぞ 」とは思うものの、自分が勤めている会社名を間違えるわけもなく、一ヶ月も滞在していた街の名前と勤務先の名前くらいは覚えているから、すらすらっと答えて、ものの30秒で通過。
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あとはチェックインをすませたらすべて楽勝で、出国審査は、無人のゲートを通るだけ。
数人、よくわからなくてうろうろしてて、「どうするのかな?」 「そのチケット持って通っちゃえば大丈夫みたいだね」と、事前に機械で処理して出した出国許可書みたいなのかな、ただのペラペラのチケット持って通って、それでおしまい。
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と、私はこうだったのですが、別のグループで、大変なことになった人がいたらしくて、この、「すらすらっと答えた質問」に答えられないと、スーパーバイザーが呼ばれて、別室に通されて、手荷物を徹底的に検査されて、さらに追加の質問をされて、答えられないとOKが出なくて...

と、危うく飛行機に乗りそびれるところだったそうです。

どうも、緊張しちゃって、頭の中が真っ白になってしまって、自分の仕事内容とかタイトルとか言えなかったみたいですね。イスラエルの都市名をカタカナだろうがなんだろうが、覚えていられなかったのかもしれない。

この、何レターっていったかなあ、弁護士さんが書いてくれた書類は、なんの目的で滞在して、平日はどこにいて、週末はどこで何をして過ごしたかとかの情報が書いてあるのか、あるいはオンラインですでに処理されているのか、その内容を頭に入れておけば、書かれている内容と質問の答えが一致しないという問題はなさそうですが、こういうの、事前に教えておいてほしいですよね。

これは空港で食べたスィーツ、イスラエルのお菓子は食べ収めかと、いろいろためしました。
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タイトルと写真は関係ありません。
おひな祭りの時の、たぶん、先生の作品と思う。
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基本的に、小説はストーリーや俗に言われているテーマや主題よりも、背景知識や細部が気になる私。文体が美しくて好きな背景設定の本に引かれるし、気になるのも基本は細部。

今回の村上春樹の小説は、めずらしくテーマもひどく気になるのだけれど、一番、気になったのは大島さんの性別。
かなり著名な小説家の著名な作品でも、「あれ、取材不足?」と思われるような間違いをよく見つけるが…で、その最たるものは、お嬢さんを私立学校に入れる以前の林マ○子先生の作品のお嬢さん学校出身の女性の描写等だったけれど…村上春樹の小説は、ま、私の知識不足もあるかもしれないけれど、基本的に、こういった間違いがかなり少ない。逆に、彼の小説の翻訳本には抜けや誤訳が満載だけれど…

ただ、今回の、「海辺のカフカ」では、大島さんの病気(多分、血友病)と、大島さんの性別が腑に落ちない。
仮に、彼の染色体が生まれながらの女性であるXXであれば、血友病は突然変異をのぞけば、X染色体上にのっかった劣性遺伝子だから、女性ではあまり発病しない。ま、母親がキャリアで父親が血友病患者なら別だけれど。そして、女性はキャリアとなる。
お母さんもお父さんも血友病の遺伝子を持っているとすれば、当然、彼のお兄さんが血友病を発症するはずだけれど、していない。
では、大島さんの遺伝子が、XXYと仮定した場合は…
これも、Xが2つだから、劣性遺伝子だと発症しないはず。それに、XXYは、女性(とあやまって診断されたケースでは)では、男性並みの運動能力を示すオリンピック選手として活躍したり(あとで、実は男性だったということで資格抹消?)世間を騒がす猟奇殺人事件の犯人となることが多いときく。

あと考えられるのは、まったく小説上の架空の突然変異、あるいは、実は、彼の性別はXYで男性なのだけれど(「僕には生理がない」「胸もほとんどふくらんでいない」)なんらかの発育不全、あるいは形成不全で男性性器が育たなかったケースで、まあ、これならば有り得るかなあ…
はたして、作者がここまで想定していたかどうかはなぞだけれど。

それにしても、この件の答えが知りたくてオンラインを検索してみたのだけれど、まあ、一件だけ、かなり怪しげな、「これは間違いである」という断定的な考察があったのを除くと、ほとんどの書評は、かなり個人的なストーリーの解釈ばかりだった。それも、「これはこういう意味である」って断定している!

オンライン検索をしたもう一つの理由は、日付と時間の経過の事実関係がよくわからなくて、解説がないかなあと思って探したのだけれど、これもなかった!

もっとも、これは、メモ用紙を取り出して、きちんと数えたら計算できたから、小説の中できちんと計算されていたってことだけれど…

やっぱり、村上春樹はこういう細部まで緻密に計算して書いている作家なのだと気がつくと、心底、凄いと思う。

ちなみに、今、一番気になっているのは、「恐怖と対峙しなければならない」という「カラスと呼ばれる少年」のアドバイスの部分。

最近、どうでもよいことで足が震える。原因ははっきりしているのだけれど、通常の、あがってしまうような場面とか、そういう状況とはちょっと違って、「変化の時」がきていると思う意外にははっきりした因果関係は見当たらない。ただ、これが、私の内面の恐怖を足の震えという形で外在化していることは間違いない。

気になってさらに読むと
「…たぶん君の中にある恐怖と怒りを乗り越えていくことだ」とからすと呼ばれる少年は言う。「そこに明るい光を入れ、君の心の冷えた部分を溶かしていくことだ…」
Tu dois dépasser la peur et la colère qui sont en toi, dit le garçon nommé Corbeau. Laisser entrer dans ton cœur une lumière rayonnante qui en fera fondre la glace... 

あと、この場面とも、膝の震えとも直接の関係はないのだけれど、この小説のテーマを読んでいて、10年以上前に見たおぞましい夢を思い出した。まあ、内容的には、あの夢は吉夢であり、私の中で何かが吹っ切れることを予測していたのだとは思うが、見た本人としてはたまったものではない。
私は、人にたいして、言葉の暴力はふるいまくりだけれど、肉体的な暴力は(子供の頃の姉とのけんかをのぞき)ふるったことはない。暴力沙汰になれば、防護するか逃げるかのどちらかである。要するに、被害者タイプ。
その昔の夢の中で、私は、鬼の金棒みたいなものをブ~ンブ~ンとふるいまわして、怪獣を倒してしまった。そこまではよかった。が、倒したあとで、怪獣の顔が、ある人の顔に変化した!
夢は、ぎょっとしているところで終わっているが、その人の顔が象徴するものは、私の中にある、3歳の頃に閉じ込めてしまった私の感情、というか、心理学的に言うならば「情動」が近いのかな。
ものの本を読む限り、この感情は解放してあげないといけないとある。
ものの本を読むまでもなく、いろいろな人から繰り返しアドバイスされた。

キスも恋もすべて浮世の義理、やっているふりだけですごす私。愛情がなければキスや○○○はいやなんていう女性の気持ちはまるでわからない。そんなものははなから持っていない私にとっては、デートもなにもかも、すべて、私をこの世の人間らしく見せるために浮世の義理でやっている行為の一つということになる。

という私にとって、「感情を解き放つ」という行為には、異常な恐怖心が伴う。私の自分の感情を解放したら最後、私も、あの夢の中の怪獣と同じ化け物になってしまうのではないだろうか?

私は、母方の女系家族の家系の血を色濃くひいている。感情を解放してしまったら最後、この家系について言われている、海辺のカフカの小説の言葉を借りるのならば、「予言」がすべて成就してしまうのではないか、という恐怖感が強くつきまとう。

私もまた、その予言の実現を恐れて、遠く日本から海を隔てた土地まではるばると逃げてきて…でも、どこまで逃げても、私の課題は、きちんと対峙しないかぎり、永遠に追いかけてくるといやというほど思い知らされている。

足が震える…
でも、そうか、明るい光を入れて心をとかせばよいのか…



 

オンラインで見つけて、ちゃちゃっと作って、うん、これはいいと、レシピを書とめようと思いつつ、名前すら忘れた!

あれ、アップしたと思ったら、消えていて復元データになってたから、仕方ない、
レシピ書きます。キングアーサーのサイトのButterflake Herb Loafを自分用にアレンジしたものです。
英語読みは本当はフレーキーじゃなくってフレークになるのかなあ。


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いつもの食パン型一個分で、まず、オールパーパス粉をアメリカサイズの234CCのカップで2カップから2と1/8カップ用意。あ、最初は2カップから始めて、ここに塩を小さじ1杯、砂糖を大匙1.5杯、ドライイーストを小さじ1杯入れてざっと混ぜて、ここにレンジで人肌くらいの温度にした水半カップ、溶かしバター大匙2杯、卵1個を加えてよく混ぜます。フランスパンくらいの柔らかい生地が理想なので、捏ねるのに最低限必要なだけの粉を足して、もち肌状態になるまで捏ねて、暖かいところで90分間一次発酵。(イーストの量が少ないので発酵の時間が長めです。日本の薄力粉を使う場合は、1/3か1/4くらいを強力粉にすると同じような感じかなあ。

軽くガス抜きした生地をイングリッシュマフィン型くらいの大きさの円形にして、えっと、5枚だったか10枚だったか忘れたけれど、平らにして、やわらかめのバターを塗って折りたたんで、丸い側を上にして、バターを塗った食パン型になれベて一杯になるくらいの見当で…
また暖かいところで90分くらい二次発酵させて(強力粉ではないので、型の縁くらいまでの発酵にとどめました)そのあと350°F(180℃くらいかな)のオーブンで25~30分ほど焼いてできあがりです。

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どちらかというと、パーカーハウスブレッドに近いように思います。

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切らずにちぎったとこ。
バターたっぷりで幸せな焼き上がりでした。 
あ、型にいれた写真があったからついでのアップ。
これは二次発酵の前の写真。
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