ペチのアメリカ生活雑記帳

ほんの数年の息抜きの予定だったアメリカ生活… 気がつけば、在米歴20年を超える月日が流れていました。 私のブログは、基本的に、日本の家族への生存報告です。 お菓子作りのこと、クラフト、語学の覚書、日記、ひとりごと、食事記録、旅行日記その他、思いつくままに書いています。 よろしければコメントください。

ひとりごとですので適当にスルーしてくださいね。

子供の頃から、国語とか社会とか、答えがはっきりでない科目は嫌い、っていうか、何が答えだかさっぱりわからなかったので宿題とかは父か姉にやってもらっていた気がする。答えが出る算数は好きだったのけれど、宿題はすべて、休み時間に友達の教科書ガイドを写させてもらう生活だったから、これも難しくなったら敗退した。

基本的に英語は苦手、中学校では正式な日本の英文法は習っていないし、高校の英文法の時間は寝て過ごした。 英語は避けているはずだったのだけれど、逃げても逃げても追っかけてくるものってあるんですよねえ。

で、英文を書いていて、ふとすごっく気になってしまったことがあった。
Let it stand for two to three hours. と書くときはfor がいることは間違いないのに、時間を変えてOvernightをつけようとすると、Let it stand overnight にしないと気分的におさまりが悪い。

私、文法の時間、寝る代わりに時々編み物してたことがあって、編み物していた時に先生が言ったことは不思議と頭に残っている。前置詞はその前の動詞で決まるんだよねえ。動詞が同じなのでなんで変わるの~???

ずっと作りたかったスパム結びを作ってみたのだけれど、デジカメが故障中で画像なし。この間のように自然に直ってくれるといいのだけれど、そうじゃないと、私のことだから当分直さないだろうな。どうもカメラとは相性が悪くて...

で、全然、関係のない話題。ヨーロッパから来て、「英語が流暢に話せます」という西欧(死語?)諸国の人間は、ごく一部を除き、実にきれいなアクセントで英語を話すし、日本人がよく間違えるような冠詞や前置詞の間違いもほとんどない。中国から来た人達も、大学や大学院レベルの教育を受けている人だと、アクセントこそ強いものの、とても正確な英語を話す。私みたいに、口にしてしまってから、あ、いまの、is じゃなくて are だったよな。なんてことはまずしない。いえね、別に、is と are の違いくらい知ってるけどさ、何しろ頭で考えてから話すってことはしないので、There のあとに単数系を持ってくるつもりだったのがしゃべっている途中で気が変わって複数の単語を持ってきちゃったなんてことが多いのだけれど。

アメリカ人の友人に、「ね、アメリカ人だって話してる途中で気が変わるってことあるでしょ。A ... ではじめておいて、あとから複数形にしたくなったりすることないの?」と聞くと、「ま、みんな通ってくる道ではあるけれどね、大人になる頃にはそういう間違えはあまりしなくなるよ」とのこと。まあねえ、私の語学の才能が十分じゃないって言っちゃえばそれまでなのだけれど。

でも、外国語が上達する条件の中に、母国語がその外国語に近いことっていうのが入っているんだよねえ。

日常会話ではそれほど気を使わないとはいえ、英語の冠詞や単数、複数を正しく使おうとすると、話す時点で単数複数の捉え方、見方を英語にしておかないといけない。で、器用じゃないから、日本語を話していて、「えっと、この言葉、The をつけて表現したいんだけど、日本語だと...ちぇっ、日本語には冠詞ないから言えないじゃん」なんてことになる。

ま、ブログの誤字脱字は気が付いても直すのが面倒でほっといているところはあるけれど、英語がちょっとでも上達する頃には、その数倍の早さで日本語が変になっている気がするし...

日本語も英語もペラペラという帰国子女の中には、日本語の「さしすせそ」の発音が英語のSの音になっている人が多い。で、私の知る限り、彼ら・彼女らは、大抵、育った場所と年齢に応じて、日本語か英語かどちらかに対して苦手意識を持っている。日常会話は問題なくても会社レベルで使う敬語が苦手とか、実は、漢字があまり読めないとか、やっぱり英語は母国語じゃないから書くのは苦手とか...

結論、日本語と英語って違いすぎると思う。