ほんとは、許せないのは冠詞だけじゃなくて、前置詞も単数・複数も分詞形も過去完了もすべてなんだけれど・・・
かなり特別な専門教育を受けた人や英文ライターやエディターという職業の人を除くと、アメリカ人に英語の添削を頼んでまともに直してもらえる確率はかなり低い。「どうしてここがAじゃなくてTHEになるの」とか、「なんでこれはinじゃなくてonなのよ」なんて質問になると答えてくれる人は皆無に近い。(あ、彼らに言わせると、英語は自己表現の一つだから、間違えなんて気にしなくていいのって言うんだけれど、作文の授業ならともかく、英文契約書とか書いたときはちゃんと添削してほしいんだけどね)
カリフォルニアに戻ってきて事情は変わったけれど、過去に私の英文を真っ赤っ赤になるほど添削した(してくれた?)のは、高校と大学教育をアメリカで受けた超頭の良い(おまけに仕事もできる)ブラジル人と、ケベックで育って、「アメリカ人の英語はなっとらん」が口癖のフランス系カナダ人、語学が得意で何カ国話せるか数えて見ないとすぐにはいえなくってもうアメリカ英語のアクセントを忘れかけているアメリカ人、もう一人(いこれは最悪だった)は学生の8割に落第点をつけることで有名なイギリス生まれのアメリカの大学教授。
って、アメリカに10年以上住んでいて、合計4人だけ???
もちろん、頼めばみんなあちこち直してくださるのだけれど、自分で見直して見て、「あ、ここ間違えてた、あ、ここもタイプミス、あ、これも、あれも.・・・って全然見てくれてないじゃない!」というケースが多い。
なので、上記友人達に言われるまでもなく、ほとんどのアメリカ人は冠詞なんて気にも留めていないらしいってことは頭ではわかってつもりなんだけど...だいたい、(私の書き忘れで)文章に冠詞が書いてなくったって音読するときは無意識に補って読んでるしね。
人に聞いても教えてもらえないから、それなら英文を読もうと思っても、やっぱ、内容に夢中になると冠詞なんてすっとばして読んじゃうからあんまりわからないし...
文法の本と辞書には一応、Countableとuncountableの区別があることがほとんどなのだけれど、???という言葉に限ってCとUの表示がないことが多い。
少しは勉強しようっと数年に一回くらい冠詞に注意して英文を見ることがあるのだけれど...
下記は日本への入国規則が変わってことをアメリカ人に連絡した文章の一部。PhDを持つアメリカ人が書いて会社のイントラネットにのせていた。
かなり特別な専門教育を受けた人や英文ライターやエディターという職業の人を除くと、アメリカ人に英語の添削を頼んでまともに直してもらえる確率はかなり低い。「どうしてここがAじゃなくてTHEになるの」とか、「なんでこれはinじゃなくてonなのよ」なんて質問になると答えてくれる人は皆無に近い。(あ、彼らに言わせると、英語は自己表現の一つだから、間違えなんて気にしなくていいのって言うんだけれど、作文の授業ならともかく、英文契約書とか書いたときはちゃんと添削してほしいんだけどね)
カリフォルニアに戻ってきて事情は変わったけれど、過去に私の英文を真っ赤っ赤になるほど添削した(してくれた?)のは、高校と大学教育をアメリカで受けた超頭の良い(おまけに仕事もできる)ブラジル人と、ケベックで育って、「アメリカ人の英語はなっとらん」が口癖のフランス系カナダ人、語学が得意で何カ国話せるか数えて見ないとすぐにはいえなくってもうアメリカ英語のアクセントを忘れかけているアメリカ人、もう一人(いこれは最悪だった)は学生の8割に落第点をつけることで有名なイギリス生まれのアメリカの大学教授。
って、アメリカに10年以上住んでいて、合計4人だけ???
もちろん、頼めばみんなあちこち直してくださるのだけれど、自分で見直して見て、「あ、ここ間違えてた、あ、ここもタイプミス、あ、これも、あれも.・・・って全然見てくれてないじゃない!」というケースが多い。
なので、上記友人達に言われるまでもなく、ほとんどのアメリカ人は冠詞なんて気にも留めていないらしいってことは頭ではわかってつもりなんだけど...だいたい、(私の書き忘れで)文章に冠詞が書いてなくったって音読するときは無意識に補って読んでるしね。
人に聞いても教えてもらえないから、それなら英文を読もうと思っても、やっぱ、内容に夢中になると冠詞なんてすっとばして読んじゃうからあんまりわからないし...
文法の本と辞書には一応、Countableとuncountableの区別があることがほとんどなのだけれど、???という言葉に限ってCとUの表示がないことが多い。
少しは勉強しようっと数年に一回くらい冠詞に注意して英文を見ることがあるのだけれど...
下記は日本への入国規則が変わってことをアメリカ人に連絡した文章の一部。PhDを持つアメリカ人が書いて会社のイントラネットにのせていた。
"A new law amending parts of the Immigration Control and Refugee Recognition Act was promulgated and revised law contains new provisions for establishment of a framework for preventative measures against acts of terrorism. As part of this framework, a new anti-terrorism measure is to be implemented, which requires the submission of personal identification information at immigration control. According to the new law, all foreign nationals will be required to be fingerprinted and photographed."
「あれ、これって、for establishment of a framework じゃなくて、for the establishment of a framework じゃないの?これって、まさか日本のお役所の英文をそのままコピーしたの?」と思って日本政府のサイトに行ってみると
"The revised law contains new provisions for the establishment of a framework for preventative measures against acts of terrorism"とfor the establishmentって定冠詞が入っている。
で、ネットで検索すると2:1でTheが入っているほうが多いのだけれど、両方ヒットする(普通、片方が明らかな間違いの場合は、比率が1:10とか1:50くらいのことが多い)
で、↑の友人に聞いてみた。曰く
あ、あの文章ね、For the extablishment が正しいんだよ。あとね、"and revised law" も "and the revised law" にしないとね。」と説明してくれたあとで
「だけど、あれはかなりイギリス英語っぽい表現だからね、 ほとんどのアメリカ人は for the establishment of ...なんていわれてもぴんとこないんじゃあないの 」とのこと。そうか、あのおねえちゃん、何も考えずに日本のWEBの文章を読んで、コピペする代わりに自分でタイプしなおしてその途中で間違えたのね。
でも、私が最初にならった英語の先生方って確か1/3くらいはカナダ人とイギリス人だったんじゃないかなあ。ま、アメリカ人と日本人の先生のほうが多かったけど、今更どれがアメリカ英語でどれがイギリス英語かなんて私にわかるわけないじゃないかあ~~ 。
やっぱ、冠詞の間違いなんてのは気にしないのが一番なんですかね。
でね、許せないついでのもうひとつ、detail は、文脈によって detailed XXX とed がつく時と、in detail と単数になるときと、for the details (だったかな、the がついたかどうか不明)とs がつく時があって、意味はどれも似たり寄ったりだったりして...もういやっ!
「あれ、これって、for establishment of a framework じゃなくて、for the establishment of a framework じゃないの?これって、まさか日本のお役所の英文をそのままコピーしたの?」と思って日本政府のサイトに行ってみると
"The revised law contains new provisions for the establishment of a framework for preventative measures against acts of terrorism"とfor the establishmentって定冠詞が入っている。
で、ネットで検索すると2:1でTheが入っているほうが多いのだけれど、両方ヒットする(普通、片方が明らかな間違いの場合は、比率が1:10とか1:50くらいのことが多い)
で、↑の友人に聞いてみた。曰く
あ、あの文章ね、For the extablishment が正しいんだよ。あとね、"and revised law" も "and the revised law" にしないとね。」と説明してくれたあとで
「だけど、あれはかなりイギリス英語っぽい表現だからね、 ほとんどのアメリカ人は for the establishment of ...なんていわれてもぴんとこないんじゃあないの 」とのこと。そうか、あのおねえちゃん、何も考えずに日本のWEBの文章を読んで、コピペする代わりに自分でタイプしなおしてその途中で間違えたのね。
でも、私が最初にならった英語の先生方って確か1/3くらいはカナダ人とイギリス人だったんじゃないかなあ。ま、アメリカ人と日本人の先生のほうが多かったけど、今更どれがアメリカ英語でどれがイギリス英語かなんて私にわかるわけないじゃないかあ~~ 。
やっぱ、冠詞の間違いなんてのは気にしないのが一番なんですかね。
でね、許せないついでのもうひとつ、detail は、文脈によって detailed XXX とed がつく時と、in detail と単数になるときと、for the details (だったかな、the がついたかどうか不明)とs がつく時があって、意味はどれも似たり寄ったりだったりして...もういやっ!
コメント
コメント一覧 (4)
文章だと、間違えることが一杯あるので
ローカルスタッフには「口頭+メモ」で確認を取ってます。
様は「伝わればいい」で済む時とそうじゃない時が
在るので難しいです(泣
要するに、「見てない」「読んでない」「聞いてない」んじゃないかと思います。「口頭+メモ」大切ですよね。でも、原因はきっとna_geannaさんの英語だけじゃないと思いますよ。
私は英語、イタリア語、韓国語と3ヶ国語勉強してきましたが
いつもこうした壁にぶち当たります。
でも、考えてみると、海外の人から日本語の簡単な事について聞かれても「え~と・・・」と考え込む事もしばしば。
アメリカ英語とイギリス英語の違いも、私には大変でした。
イギリス人には、アメリカ英語を話されるのは、何のための勉強に来たのかと言う思いが強いようで、いかにも保守的なイギリス人と言う感じでした。
今ではすっかり、そんなイギリス英語にどっぷりつかってしまいましたが。^^
娘の誕生日に素敵なメッセージを
寄せていただきありがとうございました。^^
私はイギリスの方ってあまりよく知らないのですが、仕事で一緒になった数人の方は私のアメリカ英語をイギリス英語に改めさせようと一生懸命でした。「英語っていうのはイギリス英語のことなんだよ。正しい英語を話そうね」って。ただ、そういう意味では、イギリスで暮らしたほうが正しい言葉は身につけられそうですね。