ひとりごとですので適当にスルーしてくださいね。

子供の頃から、国語とか社会とか、答えがはっきりでない科目は嫌い、っていうか、何が答えだかさっぱりわからなかったので宿題とかは父か姉にやってもらっていた気がする。答えが出る算数は好きだったのけれど、宿題はすべて、休み時間に友達の教科書ガイドを写させてもらう生活だったから、これも難しくなったら敗退した。

基本的に英語は苦手、中学校では正式な日本の英文法は習っていないし、高校の英文法の時間は寝て過ごした。 英語は避けているはずだったのだけれど、逃げても逃げても追っかけてくるものってあるんですよねえ。

で、英文を書いていて、ふとすごっく気になってしまったことがあった。
Let it stand for two to three hours. と書くときはfor がいることは間違いないのに、時間を変えてOvernightをつけようとすると、Let it stand overnight にしないと気分的におさまりが悪い。

私、文法の時間、寝る代わりに時々編み物してたことがあって、編み物していた時に先生が言ったことは不思議と頭に残っている。前置詞はその前の動詞で決まるんだよねえ。動詞が同じなのでなんで変わるの~???
で、お隣に座っているやさしいアメリカ人のお兄さんに聞いて見た。「ね、これって、forはいらないんだっけ?でもどうして?」と。

彼は、私の稚拙な質問にもかならず、Websterその他を開いて確認してから答えてくれる。今回は、文法書を引っ張り出してきて、「ほら、ここに、この文脈の場合はALlとは一緒に使わないって書いてあるから、きっとAllとOverが同じような意味で使われているんだよ。と」でも、あとでその文法書を見て見たのだけれど、その箇所がみつけられなかったので、細かい点は不明。

これを、別の文法にすごっく詳しいアメリカ人にあとから聞いて見ると、「overnight はその文脈だとAdverbだからね、前に前置詞は必要ないよ。」とのこと。この時点でAdverbがなんだったかなってすっかり忘れてしまっている私。なんとなく、助動詞を思い浮かべたのだけれど、ShouldとかWouldとかとOvernightって別物だよねえと思って頭が混乱。「ね、Adverbってどんなやつだっけ?」と聞くと、ほら、lyで終わる単語、と教えてくれた。あ、あの動詞を修飾するとかいう奴ね。ってことはOvernightは名詞じゃなかったんだ(って、あたりまえか)

で、次にとまどったのは、お隣さんが持っていた文法書の最初のページの記述。よさそうな本だったので、買おうかどうかぱらぱらと見ていて目にとまった。 Aは子音の前と、子音のように発音する母音、例えば、Europeなどの前に使うって書いてある。

これもすっかり頭が混乱して同じ友人に聞いて見ると、「当たり前だと思うよ。よく考えてごらん、君が英語話すときに、An Europeanって言ったの聞いたことないよ」との返事。頭の中には、An Euro...と文字がちらつくのでどうしてもAn...となっちゃうのだけれど、なんかいかいろいろとつぶやいて見て、納得した。確かに、なにも考えてないときは、「あ、よーろぴーあん」って、ここまで極端な発音じゃなくても、英語ではエウロパとは読まないもんね、この単語。確かに、「よ」に近い音だったら子音だ。

そうか、考えなきゃいいのね。考えたら決して答えはでない!

ちなみに、いくつか前から疑問に思っていたことがあって、まとめて、「これはどっち?」と聞いて見たのですが、「その場合は大差ないよ。どっちも使えるよ。ま、厳密にニュアンスの違いはあるけれど」との返事。

やっぱ英語は嫌いだ~!