10月の写真だからかなり前ですが…
で、お休みの日にみんながくつろいでいるビーチやプールの写真が見つからず...
イスラエルの安息日は金曜日の日没から土曜日の日没まで。
なので、普通の仕事は金曜日と土曜日がお休みで、仕事はじめは日曜日。
写真は安息日とは関係ない、ビジネスラウンジの風景。
ここは安息日には閉鎖されていました。
ホテルですから、ホテルの通常勤務はいつもどおりですが、土曜日の朝食の時は、エスプレッソマシンとかは使えなくなっています。ボタンを押すという行為が労働になるのだそうです。フィルターでいれたコーヒーはかまわないということで、ドリップコーヒーってことになっていますが、どうも、インスタントコーヒーの味がしました。あと、いつもはボタンを押して出す紅茶用のお湯も、土曜日の朝は、ポットに入ってテーブルの上に置かれています。
仕事場のカフェテリアは開いていましたが、噂によると、すべて前日に用意して、土曜日はあたため直すだけだとか。
ホテルの朝食も全部、前日に用意して温めなおすだけみたいでしたが。
卵はゆで卵だけで、オムレツのサービスはありませんでした。
パン用のまな板と包丁はあったので、「パンを切るのは労働ではないの?」ときいたら、それは朝の儀式なのでかまわないのだとか。
ボタンを押すのが労働ですから、エレベーターやエアコンの操作も、うっかりすると律法違反になってしまいます。ということで、土曜日は、エレベーターの一つが安息日モードになっていて、ボタンを押さなくても各階にとまるようになっているのがありました。他のエレベーターは、通常通り、ボタンで操作できますので、敬虔なユダヤ人の方達は、比較的下のほうの階に泊まるようになっているみたいです。 十何階まで各階どまりは大変ですものね。
スーパーは、通常のスーパーは土曜日は日没までお休み。夜に数時間営業するようです。レストランもほとんどがお休み。ただし、ユダヤ人以外の経営のところは、土曜日でもスーパーはあいていました。
車の運転は、ユダヤ教の人は全員安息日にしてはいけないのか、会派によって違うのかは確認できませんでしたが、エルサレム市内の、Traditionaだったかな、正統派というのでしょうかの敬虔なユダヤ教徒の住む地区に、安息日で車で乗り入れることはしないようにと言われました。あ、うっかり道に迷って通り抜けちゃったっていうくらいは問題ないみたいですが。
もっとも、私の滞在中は、安息日どころか、金曜日でも、いろいろな集会が予定されていて治安が悪いのでエルサレムには行ってはいけませんと言われていて、残念ながらエルサレム観光はまったくできなかったのですけどね。ビーチで羽根つきとバトミントンのまざったみたいな球技をしている人達がいた気がするのだけれど、あれは金曜日だったのかな、それとも、ああいうのは遊びにはいるからいいのかなあ。このあたりは不明。ホテルの人達は普通に働いていましたが、敬虔なユダヤ教徒は土曜日のシフトからははずれていたようです。
コメント
コメント一覧 (2)
ボタン押しが労働かぁ~・・・ その日にする行動は全部そうなんだろうねえ・・・
でも、パン切りは儀式(笑www
なんて面白いのでしょう☆ 住んでみないとわからない事ってこうゆう事なんでしょうねぇ~~☆
面白い勉強になる記事でした☆
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ほんと、所変わればですよね。いろいろあって興味深かったです。