いつもにまして理屈っぽいひとりごと。写真は数日前のお昼ご飯。パンは市販品。

中身は多分、ローストチキンの残りとおもう。
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食費の節約の話を誰かとした気がするが…
基本、時間があるときは、お金がないから節約する。
これは、ポンド(約450グラム)99セントの、お隣のスーパーにしては底値のチキンを一羽買ってきて、底にパンを一枚敷いたルクルーゼのお鍋に入れて、気が向くままにその辺のハーブとか香辛料を振りかけて、水少々も振りかけて、大きなオーブンは電気代がかさむから、コンベクション・オーブンで、確か1時間半ほど焼いたもの。もともとは「怠け者のローストチキン」というフランスのレシピで、鍋に入れて焼くのでオーブンが汚れずに、ひっくり返す手間がいらないというもの。

とってもジューシーに焼きあがります。黒いのは焦げたわけではなくて香辛料。なにを血迷ったのか、パプリカとチリパウダーをどさっとふりかけた跡。
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ローストチキンなんて贅沢?いえ、究極の節約です。
一羽で600円くらいのチキン、もも肉とかはそのまま食べて、残りは解体して、冷凍したり、チキンサラダにしたり、骨の部分はスープになるし…

私、前世は魔女かもって書いたけれど、正確には、魔女というよりは、村の薬草使いかなにかなんかだったんじゃないかとおもうくらい、ハーブとか、花びらとか、はっぱとか、あと、端切れとか、素材の使いきりとかが大好きで、端切れはかなり小さなものでも捨てられない。

閑話休題、ひとりごとね。


記憶は変わっていません。人によっては、変わることがあると思います。特に、過去に起こった出来事の前後関係はあまり覚えていなくて、その時の感情のみを覚えている場合は、すっごく変わるかもしれません。

私の場合は、過去の記憶でトラウマになってしまった記憶力のよい漫画の主人公…みたいなのとは真逆で、過去の出来事は覚えていても、それに付随する感情は、感覚としては、ほとんどの場合覚えていない、というか、少なくとも顕在化していない。言葉として、「あの時、悲しくて泣いたよな」と覚えているだけである。「悲しい」という感情は出てこない。
ああそうか、だから、人は、私が楽しんでやっている過去の感情の検索について、「自分を見つめるというつらい作業をしたのですね」という、私にとってはとんちんかんな言葉をかけてくれていたのか。

閑話休題

急に、子供時代のことをたくさんたくさん思い出したのだけれど、どれも、忘れていた思い出ではない。ずっと覚えていた記憶。ただ、全部、楽しい思い出としてよみがえってきている。思い出に、温かい思いが付随している。

やったことの記憶はかわっていないのに。

雪の降る日に寒い思いをして学校に行った思いでは、寒い雪の道から教室に入って、温かくなった部分がハイライトされている。

前に書いたけど、なぜかクラスメートがみんな持っている300円の水着バックが買ってもらえなっかった年の翌年、クラスメートのがやっぱり300円のバックを持っていたときに、いきなり500円の水着バックを買ってもらったた思い出は、300円のバックが買ってもらえなかった悲しい思い出の部分ではなくて、500円の、小花プリントのとってもステキなバックを買ってもらって嬉しかった部分がハイライトされていた。(←実家の父はサラリーマンです。実家の経済事情が一年で好転したわけではありません)まあね、当事の私としては、後から後悔して高いものを買ってもらうよりも、ほしかったときに、みんなと同じ300円バックを買ってもらったほうがどれほどよかったかとおもっていたんだが。でも、今、思い出すのは、透明のキラキラしたステキなバック!

思い出って、こんな風に変わっていくんだ!

ちなみに、前日に書いた親指の付け根の腫れ、痛いところをずっとマッサージしていたので、翌日一日腫れてましたが、今朝はきれいに直ってました!普通のあざだったら一週間は消えないんだが…

追記:涙の原因、わかった気がします。
これは、こんなわがまま勝手な私を、いままで守り、生かしてくださっている方(宇宙エネルギーとかユニバースとかよく言われますね、私の場合は神ですが)と、私を取り巻く、あるいは私にかかわった人達への深い感謝の念、そして、同時にやるせなさ。
ああ、この世は、こんなにちっぽけで、何もできない私を、ここまで導いて、生かしてくれている。なんてありがたいことなんだろう。それなのに私は…

でも、もう大丈夫。私の場合、物事を、言葉にして記述できた瞬間(←記述してしまった瞬間と書いて、やめました、「記述する」ことは勝手に作り上げること、「記述できる」としたのは、きちんと理解して、言葉にすること」)問題は消えます。(←文字と一次元の直線と数字でなりたっている私の頭)

やるせなさは残る。でも、そのやるせなさの理由は、「言葉では言い表せない感謝の念」この言葉、タイプするだけで涙が出てくる。現実を受け入れよう。これだけのものをあたえられていながら、これだけ愛情をたっぷりそそがれて、守られて暮らしていながら、時として、なにもできないように感じる自分自身がやるせないのは事実だけれど、この、やるせない自分自身をも、受け入れようと思う。